パパママ婚(ファミリー婚)で思い出を残そう!特徴や費用相場を解説
パパママ婚(ファミリー婚)を検討する際、どのような挙式にすべきなのか迷ってしまいますよね。
今回は、パパママ婚(ファミリー婚)の特徴や費用相場を解説します。
すてきな挙式にするためのポイントなども紹介するため、パパママ婚(ファミリー婚)を検討している人は是非参考にしてください。
パパママ婚(ファミリー婚)とは?
パパママ婚とは、子どもが生まれてから挙げる結婚式のことで、ファミリー婚やファミリーウェディングとも呼ばれます。
パパママ婚が選ばれるのは、事情によって結婚式をせずに入籍したケースや、子連れで再婚するケースなどです。
または子どもが大人になった際に、結婚式をしなかった両親にパパママ婚をプレゼントするケースもあるでしょう。
パパママ婚を検討している人に向けて、パパママ婚の基本的な知識をご紹介します。
- パパママ婚プランの特徴
- パパママ婚の魅力
- パパママ婚にかかる費用
パパママ婚プランの特徴
パパママ婚プランの特徴は、子どもに配慮した設備やサービスがあることです。
会場によっては、キッズスペースや授乳室、おむつ替えルームが完備されています。
子ども用の衣装レンタルや、子どもをメインにした演出プランなどもあるため、子どもと一緒に結婚式を楽しめるでしょう。
また、パパママ婚プランを提供している会場はサポート体制が充実しているのも特徴です。
例えば、打ち合わせ中にキッズスペースを利用できる会場もあるため、子育てをしながらでもスムーズに準備ができますよ。
産後の結婚式について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
産後の結婚式はどうしたらいい?タイミングやドレスなど徹底解説
パパママ婚の魅力
パパママ婚の魅力は、親孝行として両親に晴れ姿を見せられることです。
娘・息子の結婚式に参列できる喜びはもちろん、パパママ婚は孫と一緒に参列できるため、両親にとってもすてきな思い出となるでしょう。
また、正装した家族の姿を写真に残せることも、パパママ婚の魅力の一つです。
普段は着られないドレスやタキシード姿で家族写真を撮れるため、貴重な経験になるでしょう。
さらに、パパママ婚は子どもをお披露目する場としても重要な役割をもちます。
ママに抱っこされて登場したり、フラワーガールやリングボーイを務めたりと、パパママ婚ではさまざまな場面で子どもが活躍するでしょう。
両親の結婚式に参加できることは、子どもにとってもまたとない機会になりますよ。
パパママ婚にかかる費用
パパママ婚プランの一般的な相場は、およそ100万〜180万円です(ゲスト60人の場合)。
ご祝儀として頂く分を考慮すると、自己負担を抑えて結婚式を挙げることも可能です。
なるべく費用を節約したい場合は、結婚式を行う季節や日取りを調整しましょう。
夏・冬のオフシーズンや仏滅は結婚式をする人が少ないため、お得な割引を受けられることがあります。
また、申し込みから結婚式までの期間が短い場合は、直前割を利用できることもあるようです。
結婚式の日にちにこだわらないのであれば、オフシーズンや直前での予約を検討してみてください。
パパママ婚は子どもの年齢を基準に考えよう
パパママ婚を検討しているなら、会場の選び方や挙式のタイミングが気になるところでしょう。
パパママ婚の会場や挙式の時期を考える際は、子どもの年齢を基準にするのがおすすめです。
子どもと一緒に結婚式を楽しめるように、年齢ごとの特徴を押さえておきましょう。
ここでは、パパママ婚の会場&タイミングについて解説します。
- 子どもの年齢別|会場選びのポイント
- 子どもの年齢別|挙式に適したタイミング
子どもの年齢別|会場選びのポイント
0歳の子どもとパパママ婚を挙げる場合は、授乳やおむつ替え用のスペースを備えた会場を選びましょう。
会場の広さをチェックし、ベビーカーでスムーズに移動できるかをイメージすることも大切です。
眠っている時間が多く、結婚式に長時間参加することは難しいため、お披露目の場面以外は託児所などに預けましょう。
一人で歩き回ることが増える1歳頃は、段差の少ない会場がおすすめです。
ケガをしないか心配な場合は、託児所を利用したり、信頼できる人に見てもらったりする方法もあるでしょう。
2〜3歳頃になると、大人と同じように食事をしたり、活発に動き回ったりできるようになります。
自由に行動できる範囲が広がるため、テーブルなどにぶつからないように広めの会場を選びましょう。
会場内にキッズスペースを設置してゲストの子どもと遊ばせると、結婚式の間を退屈させずに過ごせます。
子どもの年齢別|挙式に適したタイミング
子どもが0歳のときにパパママ婚を挙げる場合は、生後6ヵ月以降が適切です。
生後6ヵ月を迎えるまでは、首や腰がすわっていなかったり、授乳の頻度が高かったりします。
ママの体調も不安定になりやすく、出産後すぐに体型を戻すのは難しいでしょう。
生後6ヵ月を過ぎると、離乳食が始まったり、ベビーチェアにすわったりするため、ママの心にもゆとりが生まれます。
出産してからすぐに挙式をするのは控え、生後6ヵ月頃にハーフバースデーを兼ねてパパママ婚を挙げるのがおすすめです。
1歳前後は走り回ることが少ないため、結婚式の間も目が届きやすいでしょう。
ママの体調も落ち着いてくるタイミングのため、パパママ婚を挙げるのに適したタイミングといえます。
2歳前後になると、意思疎通できたり、自分の意思で動き回ったりできます。
できることが増えるため、子どもと一緒にさまざまな演出を楽しめるでしょう。
一方で、じっとするのが難しい時期であることから、会場選びや子どもを退屈させない工夫が必要です。
すてきなパパママ婚を挙げるためのポイント5つ
パパママ婚を挙げる際は、準備から挙式当日までに注意すべきことが多数あります。
すてきな思い出を残すために、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。
- 準備期間や進行にゆとりをもたせる
- ゲストの負担を考慮して会費制を検討する
- 子どもの衣装やおもちゃを工夫する
- 子どもを預ける場合は事前に顔合わせしておく
- 子どもと一緒に楽しめる演出を考える
1.準備期間や進行にゆとりをもたせる
パパママ婚を予定しているなら、準備や当日の進行にゆとりをもたせましょう。
子育て中は時間に追われることが多く、体調が不安定になりがちです。
子どもの体調も変化しやすいため、準備をスムーズに進めるのが難しいかもしれません。
不測の事態にも対応できるように、準備期間は余裕をもたせたスケジュールを組みましょう。
準備期間のポイントとして、ウェディングドレスを選ぶ時期にも注意が必要です。
出産後は体型が変化するため、出産前に選んだドレスを着られないことがあります。
出産前から準備する場合は、サイズ調節しやすいドレスを選ぶか、出産後にドレス選びを始めるのがおすすめです。
また、挙式当日にプログラムを詰め込みすぎると、子どもが退屈してしまう可能性も。
授乳の時間が必要なこともあるため、無理のないように当日の進行を調整しましょう。
2.ゲストの負担を考慮して会費制を検討する
パパママ婚を挙げる際は、会費制にするのも選択肢の一つです。
結婚からしばらく経ってパパママ婚を挙げるケースでは、すでに結婚祝いを頂いていることもあるでしょう。
結婚祝いを頂いているうえにご祝儀制にすると、ゲストの負担が大きくなりがちです。
会費制にしてご祝儀を受け取らないようにすると、ゲストに気持ちよく参列してもらえるでしょう。
3.子どもの衣装やおもちゃを工夫する
パパママ婚では、子どもに負担がかからない工夫が必要です。
例えば、子どもの衣装を選ぶ際は着心地の良さを重視しましょう。
結婚式の途中で暑くなることもあるため、すぐに着替えられるように普段着を用意しておくことも大切です。
子どもの食事メニューに関しては、食材のアレルギーを事前に共有し、子どもの好きな食べ物を取り入れてもらうように相談しましょう。
子どもの年齢に合わせたおもちゃを用意して、子どもが飽きないように工夫するのもポイントです。
4.子どもを預ける場合は事前に顔合わせしておく
結婚式の間に子どもを預かってもらう場合は、事前に顔合わせしておきましょう。
挙式当日に初めて会うとなると、子どもによっては人見知りする可能性があります。
子どもが安心できる環境を作るためには、前もってその人に慣れさせることが大切です。
結婚式までに何度か預かってもらい、一緒に過ごす時間を少しずつ増やしましょう。
5.子どもと一緒に楽しめる演出を考える
子どもと一緒に演出を楽しめるのは、パパママ婚ならではの魅力です。
例えば、挙式や披露宴の入退場を子どもと一緒に行うのもいいでしょう。
子どもが赤ちゃんの場合は抱っこで、一人で歩ける場合はフラワーガールやフラワーボーイを任せるなど、年齢に応じてさまざまな方法があります。
その他には、パパママと子どもの衣装をおそろいにしたり、子どもを真ん中にして誓いのキスをしたりするのもおすすめです。
ウェルカムスペースに子どもが描いた絵や家族の写真を飾ると、ゲストにも楽しんでもらえるでしょう。
結婚式が子どもにとってもすてきな思い出となるように、家族で楽しめる演出を考えてみてください。
パパママ婚に関するよくある疑問4つ
パパママ婚を検討している人の中には、以下のような疑問を感じる人もいるでしょう。
- パパママ婚は迷惑に思われやすい?
- パパママ婚では二次会はどうする?
- パパママ婚のゲストの人数・招待する範囲は?
- 打ち合わせに子どもを連れて行ってもいい?
パパママ婚は当日までに決めることがたくさんあるため、疑問点をなるべく早めに解決しておくと安心です。
ここでは、パパママ婚のよくある疑問について解説します。
1.パパママ婚は迷惑に思われやすい?
パパママ婚を挙げたいものの、ゲストに迷惑に思われないかを心配している人もいるでしょう。
パパママ婚が迷惑に思われやすい理由として、「すでに結婚祝いを渡しているから」「子どもが歩き回ったり、ぐずったりするから」などが挙げられます。
パパママ婚をゲストにも楽しんでもらうためには、これらのポイントを解決する工夫が必要です。
例えば、ゲストの負担を考慮して会費制にしたり、子どもをベビーシッターに預けたりして、ゲストへの配慮の気持ちを見せましょう。
招待状を送る際は、ゲストが断る選択をしやすい雰囲気を作ることも大切です。
2.パパママ婚では二次会はどうする?
パパママ婚を挙げる際は、二次会をしてもしなくても構いません。
二次会を開くメリットは、カジュアルな雰囲気で子どもをお披露目できたり、挙式や披露宴に呼べなかったゲストに参加してもらえたりすることです。
一方で、挙式から二次会までが長時間になると、子どもの負担が大きくなることも。
また、育児をしながら挙式と二次会の準備を進めるのは簡単なことではないでしょう。
パパママ婚で二次会をしたい場合は、「二次会の間は子どもを預ける」「挙式や披露宴と同じ会場を使う」などの工夫を取り入れるのがおすすめです。
3.パパママ婚のゲストの人数・招待する範囲は?
パパママ婚だからといって、ゲストの人数や招待する範囲が制限されることはありません。
思い描く結婚式のイメージに合わせて招待する人を考えましょう。
例えば、家族旅行を兼ねてリゾートウェディングを挙げるなら、親族を含めた30人程度を呼ぶのが一般的です。
友人や職場の人を呼んで盛大な挙式をしたい場合は、予算に合わせて人数を決めるのがおすすめです。
4.打ち合わせに子どもを連れて行ってもいい?
結婚式場の見学や打ち合わせに子どもを連れて行く際は、念のため事前に確認しておきましょう。
会場によっては個室で打ち合わせできたり、キッズスペースを利用できたりします。
または、試着や打ち合わせを短時間で行い、その間は子どもを家族に預けるのも選択肢の一つです。
対面で決めるべきこと・オンラインでもできることを仕分けし、対面の打ち合わせの回数を減らすと、効率的に準備ができるでしょう。
まとめ:パパママ婚(ファミリー婚)で家族の思い出を残そう
今回は、パパママ婚(ファミリー婚)について解説しました。
- パパママ婚(ファミリー婚)は子どもと一緒に行う結婚式のこと
- 両親への親孝行ができたり、家族の思い出を残せたりするのが魅力
- パパママ婚を挙げる際は、準備や当日の進行に余裕をもたせることが大切
- ゲストや子どもに配慮して、それぞれが楽しめる工夫を取り入れる
パパママ婚を検討しているなら、2人で結婚式に相談してみるのがおすすめです。
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