これから結婚報告する予定の方は、「報告はどうすればいいかわからない」「誰から報告するべきだろう」という悩みはありませんか。
初めて行う結婚報告は不安になりますよね。
今回は、結婚報告をする順番や時期、相手別の報告の仕方と例文、気を付けたいポイントを紹介します。
参考にして、失礼のない報告をしましょう。
結婚報告するタイミングについて
結婚が決まると、周りの方々に対しての報告が必要になります。
その際に、相手の属性によって結婚報告の順番が決まっているため気を使わなければなりません。
基本的には、親・会社の上司・同僚や友人の順に報告し、親には結婚をしたいとの話になったらすぐに連絡を入れます。
それぞれの内容を詳しくチェックしていきましょう。
親・会社の上司・同僚や友人の順が基本
結婚報告の順番は、基本的には以下のとおりです。
1.親
2.会社の上司
3.同僚や友人
親が最初になっているのは、ただの報告ではなく、結婚の許可を両親にお願いするため。
他の相手に伝えてしまう前に許可を得る必要があります。
また、勤務先は結婚後も仕事を続けるか、寿退社するかどうかなどで結婚による影響が大きいため、親に続いて会社の上司に報告し、その後に同僚や友人に連絡をしましょう。
親への報告はすぐ、会社は式の3か月以上前
結婚報告のタイミングは、両親に対してはすぐ、会社の上司へは結婚式の3か月以上前にしましょう。
基本的に、女性側の両親に対して先に報告をしに行くのが一般的です。
できる限り顔を合わせた状態で報告をしましょう。
もしも会いに行けないほど遠方の場合には取り急ぎ電話での連絡を入れて、後日改めてご挨拶に行っても問題ないので、まずは報告するようにしましょう。
会社の上司に対して結婚式の3か月以上前に報告をおこなうのは、仕事やスケジュールの調整が必要になるためです。
職場の人間関係を円満にするためにも、早めに報告を入れましょう。
結婚報告をする相手別の報告の仕方と例文
結婚報告をする相手にあわせて、報告の仕方も変わってきます。
親に対する報告の仕方や会社への報告の仕方、友達への報告の仕方、親戚への報告の仕方について、それぞれチェックしていきましょう。
報告をする際にどう伝えればいいか確認ができる、相手別の例文もあります。
報告の仕方に迷ったら、参考にしてください。
親への報告の仕方と例文
親への報告は、他の相手への報告とは意味合いが違います。
まずは結婚を考えているのだということを伝えて、両親に結婚を許可してもらえるように話をしましょう。
(例文)
初めまして、〇〇と申します。 今日はお忙しいなか、お時間をいただきましてありがとうございます。
◯◯さんと約△年のお付き合いを経て、この度結婚の申し込みをさせていただきました。
ふたりで幸せな家庭を築いていきたいと思っております。
◯◯さんとの結婚をお許しいただけますでしょうか。
基本的に、どちらの実家であっても男性側が先に報告をして、その後女性側が自分の言葉で伝えます。
許可がおりたら、両家顔合わせの日程の話もしておきましょう。
会社への報告の仕方と例文
先述したとおり、会社への報告はまずは上司におこないます。
同僚や関係する他部署へいつ話すかは、上司と話し合いをしましょう。
なお、入籍前に報告をすると後々の手続きがスムーズです。
(例文)
私事で恐縮ですが、このたび結婚することになりました。
お相手は知人の紹介で知り合った方です。
〇月に結婚式を挙げる予定ですので、ご列席いただけませんでしょうか。
招待状は後日改めてお渡ししますので、宜しくお願いいたします。
なお、上司を結婚式に呼ばない場合には「身内だけでおこないます」などの理由を伝えましょう。
長期休暇が欲しい場合や結婚を機に退社したい場合には、調整してもらえるようにその旨も連絡するようにしてください。
友達への報告の仕方と例文
友達への報告の仕方の決まりはほとんどなく、基本的に下記のような気やすい連絡で大丈夫です。
(例文)
結婚することになりました。結婚式の日時はまた連絡するからよかったら来てね。
先述したとおり、友人への報告は遅めの順番になっています。
しかし、付き合っているころから2人の関係を相談していたような親しい友人であれば連絡を入れたくなるものです。
特別にすぐに連絡するなど、間柄にあわせてタイミングを変更しましょう。
その場合、「グループ内で自分だけ聞いていない」と思う相手ができてはいけません。
「他の友達には後から連絡を入れる予定だから」と伝え、グループ内で報告忘れがないように気を付けましょう。
親戚への報告の仕方と例文
基本的に父方と母方の祖父母や叔父、叔母までは報告を入れましょう。
(例文)
結婚することになりました。式は〇月を予定しています。
小さいころからお世話になっているので、ぜひ出席してほしいです。
なお、親戚への報告であれば、両親に連絡を任せても問題ありません。
両親に連絡を依頼した場合、結婚式の出欠やお車代のことなどの詳細も一緒に聞いてもらうようにお願いしましょう。
結婚報告で気を付けたいポイント
結婚報告で気を付けたい3つのポイントは、以下のとおりです。
- メールやLINEで結婚報告をしてもいいか
- インスタなどSNSで結婚報告するときの注意点
- 結婚報告はがきを送るタイミングや相手はどうしたらいいか
それぞれのポイントについて、詳しくチェックしていきましょう。
実際の結婚報告の際に参考にしてください。
メールやLINEでの結婚報告はOK?
結婚報告で気を付けたい1つ目のポイントは、メールやLINEでの結婚報告についてです。
結婚報告はさまざまなマナーがあるため、メールやLINEで気軽に連絡してもいいのか気になるでしょう。
基本的に顔を合わせた状態で伝えることがベストですが、友人や同僚などへの連絡であれば、メールやLINEを使っても問題ありません。
友人グループに対して伝え漏れが不安であれば、LINEのグループチャットで連絡を入れてもいいでしょう。
インスタなどSNSで結婚報告するときの注意点
結婚報告で気を付けたい2つ目のポイントは、SNSでの結婚報告についてです。
InstagramやFacebook、TwitterなどのSNSでは、自分の知り合い以外の不特定多数に見られる可能性があります。
SNSで結婚報告するのであれば、個人情報の有無や公開設定などに注意しましょう。
また、結婚相手側がまだ周りに伝えていなかった場合、「直接報告が来なかった」と悪いイメージを持たれてしまうかもしれませんので、気をつけてください。
結婚報告はがきを送るタイミングや相手は?
結婚報告で気を付けたい3つ目のポイントは、結婚報告はがきについてです。
結婚報告はがきを送るタイミングは、入籍・結婚式後の1~2ヶ月以内に出すのが基本となっています。
しかし、写真データが仕上がるのを待ってから送る方も多いです。
結婚報告はがきは、会社の上司や同僚、結婚祝いをいただいた相手、事情があって結婚式に参列できなかった方などに送ります。
結婚式に参列した方は送らなくても失礼にはあたらないものの、はがきを出すことで改めて感謝の気持ちを伝えられるでしょう。
まとめ:報告の仕方を確認し祝福される結婚にしよう
今回は、結婚報告について詳しく解説しました。
伝える順番など、結婚報告をする際にはさまざまな決めごとがあるため、報告の仕方を確認して皆に祝福される結婚にしましょう。
なお、報告をする際に結婚式の予定について尋ねられることもあるでしょう。
イメージしておけるように、まずは「2人で結婚式」のオンライン相談会で話を聞いてみましょう。