マタニティウェディングを考える際、どれくらいの費用が発生するのか気になりますよね。
今回は、マタニティウェディングを挙げる場合に必要な費用を解説します。
費用の内訳や結婚式以外にかかる費用なども紹介するため、マタニティウェディングの費用が気になる人は是非参考にしてください。
マタニティウェディングにかかる費用について
マタニティウェディングを挙げる際は、考えるべきことが数多くあります。
ドレス選びや演出も気になるところですが、特に「どのくらいの費用がかかるか」は重要なポイントでしょう。
ここでは、マタニティウェディングにかかる費用を以下の項目に分けて解説します。
- マタニティウェディングの平均的な費用
- マタニティウェディングの費用を支払うタイミング
- マタニティウェディングの費用の支払い方法
- マタニティウェディングの費用が安い理由
マタニティウェディングの平均的な費用
結婚式のモデルケースを例にして、マタニティウェディングの平均的な費用を考えてみましょう。
一般的なモデルケースとは、70〜80人のゲストを招待する結婚式と披露宴を指します。
上記の条件でマタニティウェディングを挙げる場合、平均的な費用はおよそ300万円です。
70人のゲストからご祝儀を3万円ずつ頂くと仮定すると、ご祝儀で200万円程度をまかなえるでしょう。
よって、自己負担する金額は約100万円と考えられます。
ただし、ゲストの人数やご祝儀の合計によって金額が変動するため、自身のケースに合わせて実際にかかる費用を計算してみましょう。
マタニティウェディングの費用を支払うタイミング
マタニティウェディングの費用を支払うタイミングは、会場によってさまざまです。
一般的には、申し込みの際に頭金を支払い、費用が確定してから残額を支払います。
残額を支払うタイミングには、前払い・当日払い・後払いがあります。
前払いの場合はご祝儀を支払いに充てられないため、一時的にまとまったお金を用意しなければいけません。
手持ちのお金では足りない場合は、ご祝儀を支払いに充てられる当日払いや後払いを検討しましょう。
当日払いや後払いで支払う際は、ご祝儀が想定より少なかった場合を考慮し、ゆとりをもたせてお金を準備しておくことが大切です。
マタニティウェディングの費用の支払い方法
主な支払い方法は、現金・クレジットカード・ブライダルローンです。
現金で支払う場合は、期日までに不足なく振り込めるように、十分な資金があるかどうかを確認しておきましょう。
クレジットカードで支払う場合は、クレジットカードの限度額に注意が必要です。
結婚式の費用は高額なため、限度額を超えてしまう可能性があります。
限度額に不安がある場合は、一時的に限度額を引き上げるなどの対策を考えましょう。
ブライダルローンとは、結婚にかかる費用のためにお金を借りられるサービスです。
審査を通過すると利用できますが、結婚にかかる費用は高額であることから、審査は厳しい傾向にあります。
また、返済が滞ると今後のローン利用に影響が及ぶかもしれません。
ブライダルローンを利用する場合は、借入後の返済計画をきちんと立てることが大切です。
マタニティプランの費用が安い理由
マタニティウェディングを挙げる際は、通常の結婚式よりも費用を抑えられることがあります。
妊娠中に行うマタニティウェディングは期間が限られており、準備から挙式当日までの期間が短くなるでしょう。
短期間のうちに準備と挙式を行えるため、式場にとっては予約の隙間を埋められるのがメリットです。
このような事情が背景にあり、多くの式場ではお得なマタニティプランを提供しています。
マタニティウェディングにかかる費用の内訳
マタニティウェディングの費用には、さまざまな料金が含まれています。
- 挙式料
- 花嫁衣装・ブライダルインナー
- 料理・ドリンク・ウェディングケーキ
- 装花・ブーケ
- その他の費用
費用をいくら用意すべきかを考えるためにも、具体的な内訳を知っておきましょう。
ここでは、マタニティウェディングにかかる費用の内訳について詳しく解説します。
ちなみに、2人で結婚式では66,000円から挙式ができるプランを提供しています。
結婚式に必要な費用をサイト上に明記しているため、追加費用が膨らんで予算オーバーになる心配がありません。
具体的な費用が気になる場合は、サイトで簡単に見積もりを作成できますよ。
「結婚式の費用を抑えたい」「料金の透明性を重視したい」という人は、ぜひ2人で結婚式のオンライン相談を利用してくださいね。
挙式料
挙式料とは、チャペルや神殿などで式を挙げるためにかかる費用です。
一般的な目安は5〜25万円前後となっており、挙式のスタイルによって金額が変動します。
挙式料の具体的な費用項目には以下が挙げられます。
- 人件費
- 会場費
- プロデュース料
人件費とは、結婚式の進行に関わるスタッフに支払う費用です。
チャペルで式を挙げる場合は、牧師や神父への依頼料も人件費に含まれます。
会場費は会場の使用料として支払うお金で、明細に「貸切料金」と記載されることもあるでしょう。
プロデュース料とは、打ち合わせから当日のセッティング・撤収までの企画や運営にかかる費用です。
フリーランスのウェディングプランナーや、結婚式の企画・運営を専門とするプロデュース会社に依頼する場合はプロデュース料が発生します。
ただし、会場の専属プランナーに依頼する場合、プロデュース料は見積書に記載されないのが基本です。
上記に加えて、生演奏やフラワーシャワーなどのオプションを追加すると、その分の費用が発生します。
なお、神社で行う神前式の場合は初穂料(はつほりょう)も必要です。
初穂料の金額は神社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
花嫁衣装・ブライダルインナー
花嫁衣装の相場は以下のとおりです。
- ウェディングドレス:25万円〜
- カラードレス:20万円〜
- 白無垢:20万円〜
ただし、衣装の相場はブランドなどによって変動しやすいため、初回の見積もりから金額が大きく変わることもあります。
花嫁衣装の下に着るブライダルインナーの相場は1〜3万円程度です。
会場によってはブライダルインナーをレンタルできますが、直接肌に触れるものであることから、自分で購入しなければいけないケースが多いでしょう。
料理・ドリンク・ウェディングケーキ
挙式で提供する料理の相場は、1万2,000円〜2万円(ゲスト1人あたり)とされています。
アルコール類やソフトドリンクを自由に飲めるフリードリンク制にする場合は、3,000〜5,000円(ゲスト1人あたり)が一般的な相場です。
ウェディングケーキの金額はサイズやデザインによって変動しますが、一般的な相場は800〜1,500円(ゲスト1人あたり)です。
ケーキの料金に加えて、ケーキカット用のナイフやケーキ台の装飾に費用が発生することもあります。
結婚式の料理について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
装花・ブーケ
マタニティウェディングを挙げる際は、装花やブーケの費用も見積もっておきましょう。
装花の金額は、花の種類やボリュームによって変動するのが基本です。
装花を設置する場所によっても相場が異なり、高砂の装花は5〜8万円、ゲストのテーブルの装花は8,000円〜1万円(1卓あたり)がかかります。
ブーケの相場は造花が3万円、生花が3〜5万円程度ですが、花の種類やデザインによって金額が変動する点に注意しましょう。
ブーケの種類や相場などは、こちらの記事で詳しく解説しています。
好みのウェディングブーケを探そう!ブーケの種類と相場、注意点
その他の費用
マタニティウェディングを挙げる際は、挙式料や料理代以外にもさまざまな費用がかかります。
主な費用と一般的な相場をまとめました。
- 控室料:1~2万円(親族用)、1~3万円(ブライズルーム)
- 衣装の着付け:1〜5万円(洋装)、3〜5万円(和装)
- ヘアメイクのリハーサル料:2万円
- 司会料:5〜8万円
- お車代:遠方から参列するゲストの宿泊費や交通費(全額または一部) など
ちなみに、価格を抑えて結婚式を挙げたい場合は、2人で結婚式がおすすめです。
2人で結婚式では、66,000円から挙式ができるプランを提供しています。
2人らしさ・家族らしさを大切にし、本当にやりたいことだけをできるのが特徴です。
結婚費用をサイト上で確認できるため、あとから追加費用が膨らむ心配もありません。
「やりたいことだけ」を詰め込んだシンプルな結婚式を挙げたい人は、ぜひ2人で結婚式のオンライン相談を利用してくださいね。
授かり婚でかかる結婚式以外の費用とは?
授かり婚の場合は、マタニティウェディング以外にも以下の費用が発生します。
- 妊娠と出産にかかる費用
- 結婚準備にかかる費用
マタニティウェディングの費用を見積もるためには、結婚式以外の部分にいくらかかるのかを知っておく必要があるでしょう。
ここでは、授かり婚でかかる結婚式以外の費用についてわかりやすく解説します。
妊娠と出産にかかる費用
妊娠期間中は、妊婦検診を受けるための費用がかかります。
妊婦検診は健康保険が適用されないため、検診料は病院によってさまざまです。
出産までに妊婦検診を15回受ける場合、検診料の総額はおよそ5〜10万円程度と考えましょう。
正常な出産にかかる費用の相場は30〜40万円のため、妊娠と出産には50万円程度がかかると見積もっておくのが賢明です。
自治体による助成を受けると、検診料などの負担を抑えられることがあります。
結婚準備にかかる費用
授かり婚では、結婚式の準備にもまとまったお金が必要です。
結婚準備にかかる費用として、主な項目を以下にまとめました。
個々のケースでいくらかかるのかを見積もり、必要となる資金を計算してみましょう。
- 新居の初期費用
- 引っ越し費用(家具・家電代なども含む)
- 顔合わせの飲食代など
- 結納にかかる費用(結納品や仲人への謝礼など)
- 結婚指輪の購入費用
- 新婚旅行の費用やお土産代 など
費用以外のマタニティウェディングへの不安とは
マタニティウェディングを検討している場合、費用以外の面に不安を感じる人もいるでしょう。
不安が生じやすいポイントとして、以下の3つが挙げられます。
- マタニティでも結婚式を挙げるべき?
- マタニティウェディングの最適期は?
- マタニティウェディングの注意点は?
安心して結婚式を挙げられるように、気になる点を解決しておきましょう。
マタニティでも結婚式を挙げるべき?
結婚式をしたい気持ちがある場合は、マタニティウェディングを検討するのがおすすめです。
出産してから結婚式を挙げる方法もありますが、出産後は育児に追われることもあり、なかなか時間が取れないかもしれません。
自分だけでは判断できない場合は、パートナーや周囲の人に相談するのも一つの方法です。
さまざまな意見に耳を傾けて、後悔しないようにじっくりと考えましょう。
マタニティウェディングの最適期は?
マタニティウェディングに適した時期は、安定期に入る妊娠5〜7ヵ月ごろです。
妊娠4ヵ月まではつわりの心配があり、妊娠8ヵ月以降は身動きが取りにくくなります。
お腹の大きさや体調面を考慮するなら、安定期にマタニティウェディングを挙げるのがいいでしょう。
妊婦の結婚式事情について知りたい人は、こちらの記事を読むのもおすすめです。
妊婦で結婚式を挙げるならどの時期が最適?ドレス選びや準備の注意点も
マタニティウェディングの注意点は?
マタニティウェディングを挙げる場合は、産婦人科医に相談するのが先決です。
結婚式をすると決めたら、式場や日にちを早めに押さえましょう。
準備から挙式当日まで無理のないスケジュールを組み、常に体調を優先することが大切です。
なお、思い出に残るマタニティウェディングを挙げるためには、妊婦らしい演出を取り入れるのもいいでしょう。
マタニティウェディングならではの演出アイデアは、こちらの記事で解説しています。
マタニティウェディング向けの演出とは?おすすめアイデアをご紹介
まとめ:マタニティウェディングの費用を理解しておこう
今回はマタニティウェディングの費用について解説しました。
- マタニティウェディングの平均的な費用は300万円程度
- 主な内訳は、挙式料や花嫁の衣装代、ブーケ代など
- 妊娠・出産費用や結婚準備の資金など、挙式以外にもさまざまな費用がかかる
マタニティウェディングの費用が気になる場合は、66,000円から挙式ができる2人で結婚式に相談するのがおすすめです。
結婚式の知識に長けたプロが在籍しているため、気になる疑問にわかりやすくお答えします。
マタニティウェディングについて相談したい人は、お気軽にオンライン相談を利用してみてくださいね。