再婚の結婚式で、ご祝儀を受け取っていいのか悩む方もいるかもしれませんね。
今回は、再婚の結婚式でご祝儀を受け取ってもマナー違反にならないのかについてご紹介します。
ご祝儀を辞退する際に押さえておくべきポイントもご紹介するため、ご祝儀の辞退を検討する方は参考にしてください。
再婚でご祝儀を受け取っても良いの?
基本的に再婚の結婚式でも、ご祝儀を受け取っても問題ありません。
しかし、前回ご祝儀をいただいた参列者からまたご祝儀を受け取るのは気が引けますよね。
なかには、2回目のご祝儀を渡すことに躊躇する参列者もいますが、「新郎新婦をお祝いしてあげたい!」と感じる方も意外に多くいます。
特に、新郎新婦のどちらかが初婚の場合は、ご祝儀を受け取ってほしいと考える参列者が多いようです。
ただ、再婚の結婚式でご祝儀を受け取っても失礼に当たらないとはいえ、高額なお金をいただくことに申し訳ないと感じる新郎新婦もいるでしょう。
このような場合は、参列者への気遣いとして相場より高い引き出物を用意する方法もあります。
なかには、参列者に申し訳ないという気持ちから、ご祝儀を辞退する新郎新婦も多いようです。
ご祝儀を辞退するときの注意点3つ
ご祝儀のことで参列者に気を遣わせたくないと考えるのであれば、辞退するのもひとつの方法です。
しかし、再婚の結婚式でご祝儀を辞退するとき、注意しなければいけないポイントがあります。
- 辞退する旨を事前に伝える
- 挙式費用はすべて自己負担になる
- 参列者の関係性で対応が異なる
結婚式当日にご祝儀を断るのは失礼にあたるため、事前に確認して準備を進めることが大切です。
それぞれの項目を確認していきましょう。
1.辞退する旨を事前に伝える
再婚の結婚式でご祝儀を辞退したいと考えるなら、参列者には事前に伝えておきましょう。
結婚式当日に、参列者がわざわざ用意してくれたご祝儀を断るのはマナー違反です。
ご祝儀の辞退は、招待状に「ご祝儀は辞退させていただきます」「ご祝儀などのお心遣いはなさいませんようお願い申し上げます」などと記載して参列者に知らせましょう。
参列者は、招待状が届いた時点でご祝儀の用意が必要ないことを知れるので、結婚当日まであれこれ悩まずに済みます。
2.挙式費用はすべて自己負担になる
一般的には、結婚式の費用は新郎新婦が貯めた貯金や親からの援助、参列者からのご祝儀でまかなわれます。
ご祝儀を辞退すれば結婚式にかけられるお金が減るため、少ない予算で式を挙げなければいけません。
例えば、早い段階から新郎新婦で貯金をしたり結婚式で節約できる部分を検討したりなど、お金のやりくりが必要になってきます。
貯金が足りない場合は、すぐに結婚式を挙げられないこともあるため計画的に準備を進めることが大切です。
3.参列者の関係性で対応が異なる
招待状などで事前にご祝儀の辞退を伝えているものの、なかには新郎新婦を祝いたいといった気持ちからご祝儀を用意してくれる参列者もいます。
このような場合は、参列者の気持ちを尊重して快くご祝儀を受け取りましょう。
ご祝儀をいただいた参列者には、結婚式が終わったあとに内祝いとして贈り物を渡します。
内祝いで用意する贈り物は高額すぎると相手に気を遣わせてしまうため、ご祝儀でいただいた金額の3〜5割程度を目安に用意しましょう。
ご祝儀不要!会費制結婚式のメリット3つ
ご祝儀を辞退することを事前に伝えていても、なかには用意してくれる参加者もいます。
嬉しいと感じる一方、「参列者には気を遣わせたくない」と感じる新郎新婦もいるかもしれませんね。
結婚式には、ご祝儀制と会費制があります。
ご祝儀制とはその名の通りご祝儀をいただく挙式スタイルで、会費制はご祝儀をいただく代わりに会費を参列者に支払ってもらう挙式スタイルのことです。
再婚の結婚式で会費制にするメリットには、次のようなものがあります。
- 参列者の金銭的な負担が少なくなる
- 費用を抑えて結婚式を行える
- 引き出物の準備が不要になる
それぞれの項目を確認していきましょう。
1.参列者の金銭的な負担が少なくなる
再婚の結婚式で会費制を選択することで、参列者の金銭的な負担が少なくなるメリットがあります。
ご祝儀の金額は友人や同僚で3万円が相場ですが、会費制の結婚式では1〜2万円ほどです。
ご祝儀よりも会員制の結婚式のほうが参列者の費用負担を抑えられます。
また、会費制であれば参列者はご祝儀の金額で悩む必要がなくなるのも会費制のメリットでしょう。
会費制の結婚式は、新郎新婦で金額を決められるため金額設定を調整できるのも利点です。
2.費用を抑えて結婚式を行える
会費制の結婚式を選ぶことで、ご祝儀を辞退するよりも結婚資金に余裕が出るメリットがあります。
ご祝儀を辞退するとなると、新郎新婦の貯金や親からの支援金でまかなわなければいけません。
一方、会費制にすると参列者から一定の金額を支払ってもらえるため、新郎新婦は負担を軽減できます。
ただし、自分たちがしたい結婚式を追求すると、参列者の費用負担が大きくなってしまうでしょう。
参列者の費用負担も考えながら、金額設定を行うと良いかもしれません。
3.引き出物の準備が不要になる
ご祝儀制にした場合、引き出物のお返しが必要なので結婚式の準備に多くの時間がかかってしまいます。
しかし、会費制はご祝儀をいただかないため、引き出物を用意する必要はありません。
結婚式の準備負担を軽減できるのは、会費制を選ぶ大きなメリットでしょう。
また、会費制の結婚式の場合は、招待する参列者の顔ぶれによっては立食にする方法もあります。
立食にすれば座札や席次表といった準備も必要なく、結婚準備の時間を大幅に削減できるでしょう。
食事会形式の結婚式について知りたい方はこちらをご確認ください。
食事会形式の結婚式が人気な理由とは?概要や特別感を出す演出も
会費制結婚式で気をつけたい3つのこと
再婚の結婚式で会費制にする場合、準備を進める際に気をつけたいことがいくつかあります。
会費制で気をつけたいことは、以下のとおりです。
- 両親や親族には事前に伝えておく
- 会費以外は必要ないことを伝える
- ご祝儀より費用が高くなる場合がある
結婚式を挙げるほとんどの新郎新婦は、ご祝儀制を選ぶため会費制を知らない方も多いでしょう。
特に、両親や親族にきちんと説明しておかないと会費制に理解してもらえないこともあります。
事前に会費制結婚式で気をつけたいことを確認して、準備を進めましょう。
1.両親や親族には事前に伝えておく
結婚式の参列者が両親や親族、上司が多い場合は、会費制に馴染みがない方もいます。
結婚式当日、新郎新婦だけでなく参列者も楽しめるように会費制への理解を深めることが大切です。
特に両親には、なぜ結婚式で会費制を選んだのか、新郎新婦の想いを伝えておきましょう。
ふたりの想いが両親に伝われば、会費制の結婚式にも理解を示してくれるはずです。
しかし、格式を重んじる参列者がいる場合は、会費制の結婚式は避けたほうが良いかもしれません。
2.会費以外は必要ないことを伝える
結婚式を挙げる多くの新郎新婦は、一般的にはご祝儀制の結婚式を選ぶため、会費制での結婚式の場合にご祝儀や結婚祝いが必要なのか迷う参列者も多くいるかもしれません。
参列者に余計な気遣いをさせないためにも、会費以外のご祝儀や結婚祝いなどは必要ないことを事前に伝えておきましょう。
ただし、参列者のなかには、ふたりの結婚を祝いたいといった気持ちから、結婚式当日にご祝儀や結婚祝いを用意してくれる場合もあります。
ご祝儀や結婚祝いを断るのは失礼にあたるので、このような場合は快く受け取りましょう。
3.ご祝儀より費用が高くなる場合がある
会費制は、引き出物の用意も必要ないため、ご祝儀よりも費用を抑えられるメリットがあります。
しかし、こだわりが強いと、ご祝儀制より費用が高くなることがあるので注意しなければいけません。
一方、会費を抑え過ぎると結婚式に対する参列者の満足度が低くなる可能性があります。
特に、料理の質は参列者の満足度に関わるため、やみくもに費用を抑えるのは控えましょう。
2人で結婚式の会食プランは2種類
リーズナブルな価格で挙式を行えるサービスを提供する2人で結婚式では、会食プランが用意されています。
会費制の結婚式を挙げたいなら、会食プランを検討してみてはいかがでしょうか。
2人で結婚式の会食プランは、以下のとおりです。
- 挙式プラン+8名会食
- フォトウェディング+8名会食
基本プランに加え、さまざまな演出オプションを追加できるのもうれしいポイントです。
それぞれの会食プランを確認していきましょう。
挙式プラン+8名会食
挙式をした後に会食するのが、挙式プランです。
プランには、新郎新婦の衣装やヘアメイクをはじめ、ブーケとブートニアのレンタルや挙式アテンド、コース料理、ドリンク、会場使用料などが含まれます。
会食進行のアテンドもプランに含まれているため、参列者に最高のおもてなしを実現できるでしょう。
基本プランの参加人数は8名ですが、参列者数に応じて人数を追加することもできます。
フォトウェディング+8名会食
結婚式を挙げる代わりに、衣装を着た新郎新婦の写真撮影を行う挙式スタイルのことです。
例えば、挙式費用をできる限り節約したかったり結婚式を挙げる予算がなかったりする新郎新婦にはフォトウェディングが適しているでしょう。
2人で結婚式では、フォトウェディングに食事会がついたプランがあります。
挙式プランと同じく、フォトウェディングでも参列者数に応じて人数を追加することが可能です。
追加できる演出オプション
2人の結婚式の会食プランでは、新郎新婦の希望に応じて演出オプションを追加できます。
結婚式の予算に余裕があるなら、演出オプションの追加を検討してみてはいかがでしょうか。
追加できる演出オプションには、フラワーシャワーやゲストテーブルの装花、セレモニーケーキ、贈呈用の花束、乾杯酒、お色直しなどがあります。
食事会形式の結婚式について知りたい方はこちらをご確認ください。
食事会形式の結婚式が人気な理由とは?概要や特別感を出す演出も
まとめ:再婚の結婚式でご祝儀を受け取ってもOK!
この記事では、再婚の結婚式でご祝儀を受け取っても問題ないのかについてご紹介してきました。
ポイントは以下のとおりです。
- 再婚の結婚式でもご祝儀を受け取れる
- 結婚式でご祝儀を辞退する方法もある
- 参列者に気を遣わせたくないなら会費制もあり
2人で結婚式では、挙式とフォトウェディングの会食プランを用意しています。
結婚式の予算に応じて演出オプションを追加できるため、挙式費用を抑えられるのも魅力です。
無料のオンライン相談会も実施しているため、会費制の結婚式を検討するなら、一度参加してみてはいかがでしょうか。