結婚とは、生まれも育ちも異なる2人が生活を共にすると誓い合う、人生の一大イベントです。
生半可な覚悟では決められないからこそ、結婚に踏み出すきっかけをつかめない方もいるでしょう。
この記事では、よくある結婚のきっかけと男女別の心理について解説します。
結婚のきっかけをつかむためのヒントとして活用してみてくださいね。
結婚を決めるきっかけ
当然ですが、結婚を決める前に結婚相手に出会っていなければ意味がありません。
ここでは、結婚相手に出会ったきっかけとしてよくあるシチュエーションと、実際に結婚を決めるまでどれくらい交際するのが理想的なのかをまとめました。
これらはあくまでも一例ですが、まずは結婚相手に出会いたい、と考える方は参考にしてみてください。
結婚相手と出会ったきっかけは?
結婚相手と出会うきっかけで最も多いのは、学校や職場などの一緒にいる時間が長い場所のようです。
学生時代に知り合って付き合い、そのまま結婚に発展した方も多いでしょう。
次いで多いのが友人・知人の紹介、サークルや習い事の場です。
学校や職場に次いで一緒にいる時間が長く、親密度が高い関係性であることも要因のひとつでしょう。
意外にも、街中や旅先で声をかけられたことをきっかけに結婚に発展した方も一定数います。
街中や旅先で気持ちが開放的になっていると、声をかけられやすくなったり、声をかけられてもオープンな気持ちで応じられたりする傾向にあるようです。
結婚を決めるまでの理想の交際期間
ある調査によると、男女ともに理想とする交際期間は2年前後と考えている人が多いようです。
人生の一大イベントである結婚を決めるには、お互いのことをきちんと知るための交際期間が必要です。
また、男性に比べ、女性のほうが短期間で結婚を決めたいと考える傾向にあるようです。
しかし中には慎重に結婚を決めたいという人もおり、そのような人は5年以上の交際期間が必要と考えています。
結婚を決めたきっかけ4選|女性編
ここでは、男女別に結婚を決めたきっかけをまとめました。
女性編では、女性がどのような気持ちになったときに結婚を決めたのか、そのシチュエーションを厳選して4つご紹介します。
男性の方は、お相手の女性にあてはまるかどうか考えてみてください。
もしかしたら、ご自身が気づかないだけでお相手の女性は結婚を意識しているかもしれません。
友人の結婚式に参加したとき
友人の結婚式に参加したことをきっかけに、自分も結婚を意識しはじめるという女性は多いようです。
目の前で幸せになっている花嫁の姿を見たときに、自分が結婚するイメージもしやすくなるためでしょう。
また、女性はどちらかといえば周りと比較しがちな傾向にあるため、身近な友人が結婚すると多少の焦りを感じることもあります。
男性の方は、お相手の女性が友人の結婚式に行ってきたという話をはじめたときは、もしかしたら結婚を意識しているサインかも、と思って聞くといいかもしれません。
心身が弱っていたとき
仕事に疲れ、身も心も弱っているときに優しく支えてもらったとき、結婚を意識したという女性も多いようです。
特に、疲れて仕事を辞めたいと思ったときに結婚を決めたという方もいます。
近年では「専業主夫」という言葉もあるように家庭に入るのは必ずしも女性ではないものの、それでも結婚は仕事を辞める口実と考える女性は多いようです。
相手にアタックされたとき
お相手の男性にアタックされたことをきっかけに、結婚を決めたという女性は多いようです。
「もともと結婚したいと思っていたところにお相手からのアタックがあったので結婚を決めた」
「付き合いはじめの時点でアタックされて幸せな未来を思い描けた」
「アタックされたからなんとなく」
「ずっと一緒にいるけれどお相手の女性が結婚を決めかねている」と感じた男性の方は、ご自分からストレートに想いを伝えてみてください。
女性は自分へのまっすぐな気持ちは嬉しいと感じるでしょう。
結婚を決めるきっかけになるかもしれません。
ずっと一緒にいたいと思えたとき
結婚生活は寝食を共にするものなので、ずっと一緒にいたいと感じたとき女性は結婚を決める傾向にあるようです。
多くの男性が女性に癒しを求めているといわれますが、女性も一緒にいて気持ちがリラックスできる関係を求めています。
一緒にいてストレスがないと感じたときや自然に一緒にいられると感じたときは、結婚したいと思えるのでしょう。
結婚を決めたきっかけ4選|男性編
次に、男性が結婚を決めたきっかけを4つご紹介します。
結婚を決めたきっかけを見ると、多くの場合男性にとって結婚は「女性を幸せにするもの」であり、女性を優先して考える傾向にあることがわかるでしょう。
女性はお相手の方が結婚を決めかねていると感じたら、そこに焦点をあててアプローチしてみるといいかもしれません。
男として一人前になったとき
共働きが一般的になった現代でも、男性は女性を守るもの、養うものと考える男性は多いようです。
特に責任感の強い男性ほど、女性を支えられるだけの力を持ったと自覚したときに結婚を決める傾向にあります。
自分が仕事で一定の成果をおさめたら、貯金がいくら貯まったら、年収が上がったら、と男性自身の中で結婚を言い出すタイミングを決めていることもあるでしょう。
女性の方は、お相手の男性の結婚を決めきれない態度を感じても、ゆっくり待ってあげる勇気も必要かもしれません。
自分には彼女しかいないと思えたとき
自分にはこの人しかいない、と思ったとき、結婚を決める男性は多いようです。
特にお相手の女性の人格や笑顔など、直感的に好きだと感じたときは結婚を意識しやすいでしょう。
女性と同様、弱っているときに優しくされたり支えられたりしたことがきっかけで、結婚を決めたという男性もいます。
女性の方は、お相手の男性が疲れているときに優しく寄り添ってあげるといいかもしれません。
結婚式を想像させるなど結婚願望を知ったとき
男性は、お相手の女性が結婚願望を抱いていても気がつかないこともあるようです。
結婚式を想像させるような発言をしたり、何年以内に結婚すると宣言したり、女性が口に出したりすることでようやく気がつき、それをきっかけに結婚を決めることもあります。
「相手の男性がプロポーズしてくれない」と悩んでいる女性の方は、ストレートに結婚願望があることを伝えるといいでしょう。
・目に見えるところに結婚情報が載っている雑誌を置いてみる。
・デートで街中を歩いているときにそれとなくジュエリーショップや結婚式場に興味があることをアピールする。
わかりやすい行動で、「もしかしたら結婚願望があるのかも」とお相手の男性に思わせるようにしてみてください。
将来をリアルに想像できたとき
結婚した先の生活をリアルに想像できたとき、結婚を決める男性も多いようです。
たとえば、知り合いの子どもと仲良くしていたり、自分の親とお相手の女性が仲良く話したりしているのを見たとき、温かい家庭のイメージがわいて結婚に至ったというケースもあります。
他にも自分の好きな料理をつくってくれたときや、貯金のために家計簿をきちんとつけていたときなど、生活をイメージさせる瞬間も結婚のきっかけとなるようです。
普段からそうした生活に紐づく姿を見せる機会が少ないという女性は、結婚観や価値観についてお相手の男性と話してみるといいでしょう。
金銭感覚や価値観が合うと感じたときも、男性は将来をリアルにイメージしやすくなります。
まとめ:結婚のきっかけは自分でつくれる!
結婚を決めたきっかけを男女別にご紹介しました。
男女ともに将来の生活をイメージできたときや、心身が弱っていて支えられたときに結婚を意識したという方が多い傾向にあるようです。
お相手の方がなかなか結婚を決めきれないというときは、焦らずお相手の気持ちに立って、結婚を意識しやすくなるシチュエーションをつくってみるといいでしょう。
自分に結婚願望があることをアピールする材料として、「2人で結婚式」のプランを紹介するのもひとつの手です。
「2人で結婚式」のプランであれば、少人数かつリーズナブルな結婚式が実現できるため、これくらいシンプルな結婚式ならやってもいいかも、とお相手に思わせることができるかもしれませんよ。