結婚式で大切な儀式のひとつである誓いのキス。
両親や親族、友達、上司など多くの列席者のいらっしゃる前でキスをするのは恥ずかしいと考えている人も多いでしょう。
また、「うまくできるかな」「失敗したらどうしよう」など不安に感じている人も多いかもしれません。
今回は、恥ずかしさを軽減させる対策や誓いのキスを成功させるポイントについてご紹介します。
誓いのキスに不安を感じている人は、ぜひ参考にしてください。
誓いのキスの意味を知ってる?
結婚式の大切な儀式である誓いのキスには、「永遠の愛を誓った言葉を閉じ込める」という意味があります。
こういった意味合いがあるため、誓いのキスは唇で行うのが定番です。
しかし、誓いのキスをする部位は唇である必要はありません。
列席者の前で唇へのキスは恥ずかしいと感じる場合は、おでこや鼻などほかの部位に変えられます。
誓いのキスをする場所は?
結婚式の誓いのキスは、唇にするのが一般的です。
実際に結婚式を挙げた8割以上の新郎新婦が唇への誓いのキスを選んでいます。
ただ残りの2割の新郎新婦は唇へのキスに抵抗を感じ、ほっぺやおでこ、鼻に変える人がいるのが現状です。
誓いのキスをする場所は、必ず唇にしなければいけないわけではありません。
新郎新婦で話し合って誓いのキスをする場所を決めましょう。
唇より恥ずかしくない「ほっぺ」
唇へのキスが恥ずかしいなら、ほっぺにキスをするのがおすすめ。
ほっぺへのキスには、「家族のような親近感」の意味が込められており、これから家族になる新郎新婦には適した場所です。
一般的には、新郎が新婦のほっぺにキスをします。
ただし、新郎は、自身の頭で新婦の顔を隠してしまわないように列席者側と反対の頬にキスを行いましょう。
見た目のバランスが良い「おでこ」
ほっぺと並んで人気がある場所は、おでこです。
おでこへのキスには「あなたがとても愛らしい」の意味が込められており、誓いのキスで新郎の愛情をたっぷり感じられるはず。
また、新郎のほうが身長が高い場合は見た目のバランスも抜群で、写真映えもよく思い出に残る写真を残せるでしょう。
逆に身長差がない場合は、誓いのキスの場面で新婦が少ししゃがむと新郎がキスをしやすくなります。
定番を避け、個性を出すなら「鼻」
結婚式の誓いのキスで個性を出したいなら、鼻へのキスがおすすめです。
鼻へのキスには「あなたを大切にします」の意味が込められており、誓いのキスをする場所として適しています。
また新郎が新婦の鼻にキスをする姿は、微笑ましい光景で思わず笑みがこぼれる列席者も少なくないようです。
良い意味で列席者の期待を裏切り思い出に残る誓いのキスになるでしょう。
ロマンチックな演出が叶う「唇」
ロマンチックな誓いのキスをしたいなら、やはり唇へのキスがおすすめです。
誓いのキスはキリスト挙式で始まった儀式で、ロマンチックな演出が実現できます。
少し照れくさいと感じる新郎新婦もいますが、昔ながらのスタイルを受け入れる人も多いようです。
ただし日本人は人前でのキスに慣れていないこともあるため、事前準備はしっかり行いましょう。
誓いのキスが恥ずかしい!対策は?
誓いのキスで唇へのキスを決めたものの、やっぱり列席者の前でキスをするのは恥ずかしいと感じる人も多いです。
しかし、ブーケで口元を隠したり風船や羽根で列席者の意識をそらしたりすることで恥ずかしさは軽減させられます。
結婚式当日に緊張を少しでも緩和させたいなら、ここで紹介する対策をぜひ参考にしてみましょう。
ブーケで口元を隠してキスする
誓いのキスは、結婚式のなかでも列席者からの注目が高まる重要な儀式です。
しかし、列席者からの注目を集める分、みんなから見られるのは恥ずかしいと感じる人も多くいます。
このような場合は、ブーケで口元を隠してキスするのがおすすめです。
キスの瞬間は列席者には見えないので、恥ずかしさは軽減されるはずです。
また、顔に持ってきたブーケは目立つため、写真映えもするでしょう。
退場時、扉が閉まる瞬間にキスする
唇へのキスで恥ずかしさを軽減させたいなら、クロージングキスの演出を取り入れてみるのがおすすめです。
クロージングキスとは、新郎新婦がバージンロードを歩いて退場するときに扉が閉まる瞬間にキスをすることです。
扉が閉じる瞬間にキスをするので、長い時間列席者の目に晒されることもありません。
予想外の場面でのキスでサプライズ演出も叶うでしょう。
風船や羽根で列席者の意識をそらす
結婚式で誓いのキスをよりドラマチックにするなら背景の演出を加えてみるのがおすすめです。
例えば、たくさんの羽根を降らせるフェザーシャワーを行ったり風船を舞い上がらせたりするのもいいでしょう。
誓いのキスで唇へのキスをした瞬間に羽根や風船が舞い上がるので、列席者の意識を背景に向かせられるので恥ずかしさも軽減できるはずです。
ただし、このような演出はすべての式場で行えるわけではないため注意しましょう。
誓いのキスを成功させる4つのポイント
人前でキスをすることに慣れていない日本人にとっては、結婚式の誓いのキスは難易度が高いと感じる人も多いです。
しかし、事前に準備を整えておくことで成功率は上げられます。
誓いのキスを成功させるポイントは、以下のとおりです。
・キスの前に距離をグッと縮める
・ペールは最後まで綺麗におろす
・誓いのキスで理想的な時間は3秒
・緊張せずリラックスして挑む
それぞれのポイントを確認していきましょう。
1.キスの前に距離をグッと縮める
誓いのキスを成功させるためには、新郎と新婦は適度な距離を取ることが大切です。
キスをするときに新郎新婦の距離が離れていると、口が尖ってタコチューになってしまうこともあります。
ふたりの距離が縮まれば、あとは顔を近づけてキスをするだけです。
ただし、新婦がボリュームのあるウェディングドレスを着用している場合は距離を縮めるのが難しいこともあります。
この場合は、リハーサルの段階でしっかりシミュレーションを行い、距離感を把握しておきましょう。
2.ベールは最後まで綺麗におろす
新婦との距離を縮めたら、次は新婦のベールを下ろします。
一見ベールを下ろすだけと簡単に考えがちですが、最後までキレイに下ろせず中途半端な状態になることも多いです。
これでは、ベールで新婦の顔が隠れてしまい見栄えが悪くなります。
ベールを下ろすときは力を入れ過ぎず、しっかり最後まで伸ばしましょう。
新郎新婦の顔がはっきり見えて写真映えもよくなるはずです。
3.誓いのキスで理想的な時間は3秒
誓いのキスにかける理想的な時間は、3秒だといわれています。
誓いのキスの時間があまりに短いと、列席者は写真を撮れず後から残念に感じることもあります。
列席者が写真を撮る時間を確保するためにも、キスをしたあと心の中でゆっくり3秒カウントしてから唇を話しましょう。
新郎新婦はもちろん列席者も満足のいく瞬間になるはずです。
4.緊張せずリラックスして挑む
誓いのキスは列席者の注目度が高いので、緊張する新郎新婦も多いです。
ただ、あまりに緊張しすぎると、新郎新婦の動きがぎこちなくなり失敗してしまうこともあります。
誓いのキスを成功させるためにも、緊張せずリラックスして挑むことが大切です。
どうしても緊張が抜けない場合は、動きが体に馴染むまでリハーサルを繰り返しましょう。
一連の流れを体に覚えさせることで、本番もスムーズに動けるはずです。
まとめ:明確な決まりはない!思い出に残る誓いのキスを
結婚式で注目が高まる誓いのキス。
一般的には唇へのキスが定番ですが、キスをする場所に決まりはありません。
もし列席者の前でのキスが恥ずかしいなら、ほっぺやおでこ、鼻にするのもおすすめです。
しかし、大勢の前でのキスに躊躇いを感じるなら、列席者を呼ばない2人で結婚式も検討してみましょう。
今なら2人で結婚式では無料相談会を実施しているので、気になる方はぜひ参加してみてください。