結婚式でテーマを決めるときのポイントや、テーマの選び方、一覧についてまとめています。
なにかとやらなくてはならないことの多い結婚式ですが、テーマを決めると何を準備すべきかがわかりやすくなることもあります。
これから結婚式の準備をはじめようとしている方は、参考にしてみてください。
結婚式のテーマは決めるべき?
ある調査によると、事前に結婚式のテーマを決めたという新郎新婦は全体の約半数でした。
実際に結婚式のテーマを決めた方の意見を参考に、結婚式のテーマを決めるメリットについてまとめています。
結婚式のテーマは決めなかったという方の意見も併せてまとめているので、テーマを決めるかどうか迷ったときに役立ててみてください。
結婚式のテーマを決めるメリット
結婚式のテーマを決めて準備を進めたという夫婦からは「テーマを決めたことで準備がスムーズだった」「全体に統一感が出た」という感想がありました。
装飾や小物をひとつのテーマでそろえることもできるため、何を用意すべきかあまり迷わずに済みます。
「2人らしい雰囲気の式になった」という声もあり、オリジナルの結婚式で思い出にしたい方には、テーマを決めるメリットがあるでしょう。
特に2人の共通点をテーマにしたり、2人で一緒に考えたテーマに沿ってつくったりした結婚式ならば、一生心に残る思い出の1日となるでしょう。
結婚式のテーマは決めないという声も
前述のアンケート調査では、一方で約半数が結婚式のテーマは決めなかったと回答しました。
理由は海外挙式だったため、テーマを依頼するのにハードルが高かったことが推定されます。
また、<strong>少人数の結婚式だとテーマを決めないという意見も多く、海外挙式の場合は参加できる親族も限られるため、それも理由の1つといえるでしょう。
よくある結婚式のテーマ一覧
「結婚式のテーマを決めたいけれどどんなテーマが適しているのかわからない」「テーマの決め方がわからない」という方のために、よくある結婚式のテーマを一覧にしました。
「もし一覧にあるテーマを採用するとしたら自分の結婚式ではどのような演出になるか」「参加する親族やゲストはどんな反応をするか」などイメージしてみてください。
ナチュラルウェディング
ナチュラルウェディングは、自然あふれる装飾が特徴のテーマです。
式場を緑の植物と花でいっぱいにしたり、ウッド調のアイテムで統一したり、ブーケに緑の植物でできたリースやドライフラワーを使ったり、ナチュラルなアイテムで式場を統一します。
荘厳な神聖さがそっとなりを潜め、ほっと安心するようなナチュラルなムードで、参加する方も自然体で参加できるでしょう。Instagramでも人気で、「ナチュラルウェディング」のハッシュタグができているほどです。
ティファニーカラー
アクセサリーブランド「ティファニー」のテーマカラーであるティファニーブルーは、多くの女性のあこがれです。
テーブルの装飾やリボンをティファニーブルーで統一したり、参加者への引き出物にティファニーのアイテムをチョイスしたりと、明るいティファニーブルーで統一された式場は、さわやかでありながら高級感のあふれる空間になるでしょう。
キャラクターモチーフ
大好きなキャラクターをモチーフにした結婚式のテーマも人気です。
特にディズニープリンセスは結婚式のムードにもぴったりで、ウェルカムボードやテーブルにキャラクターゆかりのアイテムを飾ったり、お色直しのカラードレスに好きなディズニープリンセスと同じカラーのドレスを選んでみたりすると、まるで自分がお姫様になったような気持ちになれるでしょう。
同じディズニーでは、プリンセスのほかにミッキーやシェリーメイなどのキャラクターも人気です。
またハローキティやスヌーピーといったキャラクターも結婚式のテーマによく選ばれています。
共通の趣味
新郎新婦の2人に共通の趣味があれば、趣味をテーマに結婚式場をデザインすると絆が深まるでしょう。
例えば同じ野球チームが好きならお色直しでおそろいのユニフォームを着て登場したり、スポーツのアイテムをモチーフにしたウェディングケーキを用意したりするのがおすすめです。
少しカジュアルな印象になり、ゲストや親族もリラックスして参加しやすくなるかもしれません。
2人だけのオリジナル
結婚式の主役は、他でもない新郎新婦の2人です。
2人のこれまでの関係性を表現するテーマ、2人が大事にしている価値観をテーマにしてみたり、これからの結婚生活をイメージしたテーマにしてみたり、誰にもまねできない2人だけのオリジナルテーマを設けてみるのもいいでしょう。
2人の絆の深さを親族やゲストに知ってもらうこともできます。
結婚式のテーマが決まらないときのヒント
「よくあるテーマの一覧を見ても迷ってしまう」「結婚式のテーマを決めかねている」という方のために、結婚式のテーマ決めをサポートするヒントをご紹介します。
結婚式のテーマは必ず決めなければならないものではありませんが、結婚式を準備するうえでプランナーに最初に聞かれるのが「どんな結婚式にしたいか」です。
せっかく決めるのであれば納得のいくテーマを選びたいですよね。
会場のイメージから決める
会場が先に決まっているようであれば、会場に合わせてテーマを決めてみましょう。
洋装であれば洋風のテーマやおしゃれなアンティーク風のテーマにチャレンジすることもできます。
和装婚であれば和をモチーフとした落ち着きのある装飾にしてみたりと厳かなイメージにできるでしょう。
また白が基調の会場であれば白をメインのテーマカラーにするなど会場の雰囲気やよく使われている色にあわせることもできます。
また、式を挙げる季節に合わせたテーマにするのも、シンプルでわかりやすく人気があります。
例えば夏ならテーマカラーをブルーに統一し、ヒマワリや貝殻のような夏を連想させるアイテムをちりばめることができるでしょう。
ハロウィンやクリスマス、バレンタインといった季節の行事に合わせて、ゲストのドレスコードを統一すればみんなでお祭りムードを楽しむことができます。
他の人の例を見てみる
思いつかなかったりテーマ選びに迷ったりするようであれば、他の人のテーマ例も見てみましょう。
他の人のテーマをそのまま拝借してもいいですし、他の人のテーマを見ることで自分たちの結婚式もイメージがしやすくなり、どんな結婚式が理想的なのか、を自分の口から伝えられるようになるかもしれません。
また良いと思った2つの異なるテーマを組み合わせてみるなどして、すでにあるテーマをレベルアップさせてみましょう。
プランナーに相談する
それでもなお決めかねるという方は、ウェディングプランナーに相談してみましょう。
ウェディングプランナーは多くの新郎新婦の結婚式のテーマを見て、ときにプロデュースしてきた経験があります。
すでに決まっている式場に合わせたテーマや、予算に合わせた式場の装飾アイデアなどの提案を受けることができるかもしれません。
「2人で結婚式」でもオンラインで相談できます。登録は無料なので、ぜひ活用してみてくださいね。
結婚式はテーマを決めて2人らしい結婚式に
結婚式のテーマの決め方や選び方についてまとめました。
結婚式のテーマは必ず決めなければならないものではありませんが、テーマを決めると何を準備するべきかが明確になり、結婚式の準備もやりやすくなります。
統一感が出て2人の関係性を親族やゲストに知ってもらうこともできるので、ぜひ結婚式には自分たちだけのテーマを決めてみてくださいね。
「2人きりの世界を演出したい」というテーマなら、文字通り2人だけの挙式プランが充実している「2人で結婚式」を検討してみるのもおすすめです。